大人をノックアウト

今日ラウンドワンというところに遊びに行ってきました。

いやー15時に行くことを決定させたのでボウリング2ゲームだけだったんですがすげー楽しかったな。

見てくださいこれ。まさに魔性。

ボウリングの待ち時間でこっちに行きましたがそれすらすげー楽しかった。なんだあそこは。

まあよく行っている人からしてみれば普通なのかもしれませんが、何分人生二度目なもんで気分は完全に田舎者のそれで楽しんでいましたね。雰囲気に気圧されていた。

なんか久しぶりな感覚でした。童心に帰ったという表現がこれほど合う日はなかなかない。

考えると「童心に帰る」というのは至って面白いものです。なる必要があるから、変わらなくてはならないから子供から大人になっていくのに、あえてそれを逆行させることでそれが心を満たすこととなる。本当は大人になんてなりたくない人間の本心がはみ出る瞬間かな。やっぱり童心に帰るのは良いものです。ディズニーが人気なのも子供になりやすい環境が整ってるからなのかなーなんて思います。いや、ほんといい。

ただ、じゃあどうすれば童心に帰れるかという話になった時、「ラウンドワンやディズニーなどに行く」だけでは良い回答とはいえない。むしろ不正解であろう。

大事なのは「誰と行くか」である。

初めに、どうしても恰好つけたくなる相手っていませんか。

例えば後輩にはどうしても恰好つけてしまうとか、恋人にはどうしてもとか、あるいは異性にはって人もいるかもしれないな。

しかし、私みたいな人間はそもそもが無い恰好を精いっぱいつけて生きているので、大事なところのリアクションが希薄であったりするし、正直言ってしまうと他人とあまりしゃべらない自分かっけーなどと思っていた時期もありました。その結果コミュニケーション下手くそになっちまったよ。ちくしょー。

まあそんな話はどうでもいい。ただ、私は童心に帰ることをどうも恥ずかしいことだと思ってしまう人間だということを言いたかったのだ。そういう人は客観的に見ていて私以外にも少なくないと感じる。

ではそんな人間はどうすれば童心に帰ることができるか。

私はせーのでみんなで子供に戻れば恥ずかしくなく帰れるんじゃないかと思う。

はしゃぎだした人に一目散についていき一緒にはしゃごうとする事が大事なんじゃないかと。まあほとんどの人はそれができているんだよな。俺がそういうのに一歩距離をおいてしまう癖があるときがあるだけで。

今日は裸の心の友と二人だったのですげーいい環境で遊ぶことができた。彼との関係はなんだかんだ10年を超えるか超えないかのところまで来ている。ありふれた表現を使うなら竹馬の友といったところか。そりゃ童心も帰ってきやすい。ボウリングも格好つけて行う必要など全く存在せず、まさに真剣。男と男の、いや、漢と漢のぶつかり合い、そんな勝負をしようと思っていたら1球目投げた後に転んでしまいました。地面と衝突した左足が痛い。ハハハハハ

彼に嗤われて心が痛い。ハハハ

隣のレーンの人たちに嗤われてつらい。ハハ…

しかし、それすらも楽しかった。

今日は何か面白いことが起きなくても面白いことを言わなくても笑顔でいることができた。その様子はまさに二人の少年というべき、無添加で自然由来の幸せであったろうな。たかがラウンドワンだがすごい良かった。まさにストレス発散というにふさわしい場であったと思っている。

なんか本当にすごいナチュラルな楽しさがあって、今まで感じたことない本当に心の中がぽかぽかする感覚を味わいながら帰ることができた。それを言語化したくて普段童心に帰れない話からしたが多分あんま伝わってないはず。まあ伝わるはずねえんだ、感覚は言語では伝えられないから。

というか伝わってたまるかこの感覚は俺だけのもんだ！もし伝わってるなどとぬかす輩がいたらぶっ飛ばしてやる！このやろこのやろ！

はい。

童心に帰るというのはストレス社会からの脱却である。

しかしずっとその状態を続けるのは現状不可能であるためどうしても一過性になってしまう。

故に童心に帰るというのは貴重な経験だ。その時間は大切にしていきたい。

でも、まだ私の心は素でも充分子供であるから、さらにこの先大人になれば童心に帰るという行為の価値が高まっていく。それは楽しみでもあり、恐ろしい事でもあると思う。

それまでに、一緒に子供になれる人をもっと作りたいな。

もしよければ貴方も、私と一緒に小学生くらいになりませんか。

半袖短パンで鼻水を垂らしながら校庭を駆け回りませんか。

え？もう勉強が忙しいからそんな遊ぶ時間が無いって？？？

ええ？？？お前も勉強しろって？？？

バーリア！！！！！！