桜が咲いて散ったその後で
ライブから帰ってきたところなのでその感想などを書くつもりです。
私が死ねば、貴方も、地球も、宇宙も、全て終わります。 客観的世界は終わりを迎えるのです。 その話はまた明日しましょう。
赤みのかかった月 - 脳内宇宙の開示
誰だこんなことを言ったのは。
分かっている。昨日の俺だ。
昨日の私は愚かでありました。
ライブ終わりの高ぶった気持ちで書けるわけがないのに。
まあ昨日書こうと思っていたことも自分の中の大事な思想の一つなので書きたいんですけどね。
明日書くので許してください…
実はプロのバンドの演奏というのを見たのが今まで一昨年のロッキンフェスだけでして、ワンマンライブというのが人生初だったんですね。
いやーやべえよ。
正直感想などを書くといったが感想が書けそうにない。
言語化が難しい。
終始楽しかったために逆に特筆すべきことが見つからない。
始まった瞬間から世界が変わってしまった。
誰も後ろを向くものなどいない。
遥か前にいるはずの3人に向けて腕を伸ばし、手を叩き、声をあげていた。
各々自由な楽しみ方をしながらも一体となっている不思議な世界であった。
2曲目の徹頭徹尾夜な夜なドライブが楽しさで言えば一番であったかもしれない。
あの曲、CDで最初聞いた時はそこまで良さを感じなかったのだが、聞けば聞くほど好きになっていくし、ライブだと魅力が跳ねあがる。
ユニゾンは「ライブの楽しみ方は自由」という姿勢を一貫しているが、あの曲をやられたら歌うしかない。ただ、その「歌う」という選択を自分が能動的に行っているところにさらなる楽しさの要素を含んでいるように思える。ただただ楽しかった。
後はMR.アンディをはじめとしたスローからミディアムくらいの曲がとてもよかった。
ユニゾンってロックバンドの形をしながら割とポップじゃないですか。
個人的にはポップ色強めの曲をできることがあのバンドの大きな魅力だと思うんですね。
その最たる例がMR.アンディなんじゃないかと。
楽器が落ち着いていて歌詞が映えることも好きな理由かもしれない。
あの曲はロッキンで初めて聞いてそれから好きになったのでもう一回生で聞けて本当に嬉しかった。曲が始まった瞬間思いっきりにやけてしまった。
あと今回はシングルのツアーだったのでカップリングの2曲もやってましたが、RUNNERS HIGH REPRISE聞けたのすげー嬉しかったです。
あの曲、ピロウズの方も好きなので。
アンコールではやらないと思って半ば諦めてたのでとても嬉しかったな。
そこからのラストのシャンデリアワルツ。
いや、マジであの曲好き。
今まで17年の間で聞いたことのある曲の中で一番好きかもしれない。
そのくらい好き。
あれもロックかというと決してそうじゃない。
ただそのロックとポップの間だから作ることができるあの優しい雰囲気と疾走感。
いつだったか部ログで紹介したことがあった気がします。
本当に聞けて良かった。
ライブが終わって3人が退場して電気がついたとき、まさに夢から覚めたようでした。
いままであのステージにあの3人が立っていたことがにわかに信じられなかった。
そんぐらい現実離れした楽しさがあった。
言語化できない理由は今まで使ったことのある表現を用いてもあの初めて感じた心地は表せないからかもしれない。
今はまた行きたいという思いもあるが、それよりも自分が演奏する側に立つライブを早くしたいという思いのほうが強い。
演奏者は極まると聞き手をあんな気持ちにできるという事に気づいてしまったから。
あんな高みには全然及ばないが少しだけでも近づいてみたいという思いが胸中で強く疼いている。
今回のブログのタイトル、言わずもがな桜のあとのサビの歌詞です。
あの曲の桜って青春の言い換えだと思っていて、まさに青春真っ最中の我々に向けた曲なのではないかと勝手に解釈している。もちろん解釈に正解不正解は存在しないが。
ライブが終わっての今、あの曲の歌詞をもう一度聞きたくなった。
笑いたいときに笑い、跳びたいときに跳び、とまさに私の心の体現であった私はいうなれば一瞬きりの青春を生きたのではないかと思った。
やっぱり歌詞も魅力に富んでいて何度読んでも飽きないな。
本当に有意義な2時間及び1日だったと思います。
書きながら聞いていた新しく買ったアルバムを1周してしまったのでこの辺で終わりにしておきましょう。
なんかライブ会場にいた(ことを私が確認している)知り合い3人への私信みたいになってしまったな。それはそれでいいが。
さて、ライブのセトリ順のプレイリストを作って寝ることととしましょう。
また行きてーな。
ユニゾンのコピバン組みてーな。
明日学校行きたくねーな。