右腕と胸と何かの痛み
近づくほど、遠くなります。
帰ってこない波の如し。
そしていつしか海と一つになって、波は見えなくなってしまうのです。
今まで、靄に移る像を見ていました。
段々と靄が晴れてきて、実際に見てみるとその像より遥か遠くかつ美しくそのものは立っていました。
あるいは今も、少し鮮明になった像を見ているだけかもしれない。
息を吐くと同時に何かを呑み込もうとし、呼吸ができなくなりました。
感情も何かによろうとすると何かに引っ張られ、何とも言えない気持ちになるのです。
今もそう、明日は来て欲しいが来てほしくない。
その板挟みの間でただ時間の流れに任せるしかない。
楽しく幸せだが切なく寂しい。
ため息と一緒に何かを飲み込みまた呼吸の仕方を忘れる。
なにも書けなかったのでポエムにしました。
痛いのは分かっているが今夜くらい許してくださいな。
以上。